【ラウンドテーブル】Zone C(コミュニティ)の詳細について
Zone C:コミュニティ 学び合うコミュニティを培う
この間、Zone Cでは、コミュニティの発展における「持続性」の問題を共有し、検討してきました。知識基盤社会という言葉に象徴されるように,21世紀を生きる私たちが地域や職場で出会っていく課題は,個人的・個別的な取り組みでは必ずしも解決しえない,より複雑で高度なものへと変化し続けています。地域の発展を支える自治や学習についても,その持続的な展開をどのようにコーディネートしていくかがこれまで以上に問われています。これは,コミュニティの持続的な発展に向けて,世代をこえてつながり学び合うことをどのように支えていくことができるのかという課題です。
今回、福井市教育委員会生涯学習室・福井市中央公民館の協力の下、実践の交流をさらに広くコミュニティにひらいていく試みとして、Zone Cの会場をJR福井駅東口前のAOSSAに移しました。地域、世代、領域をこえて互いの実践の展開を捉え直し、<人や組織をつないでいくこと>、<世代のサイクル・新しい実践の担い手>、<コーディネーターの力量形成>といった視点から上記の問いを深めていきます。
Session1は、ポスターセッションです。AOSSAのフロアをまたぐ形でポスターを設置し、それを通じて互いの活動を交流します。
Session2のシンポジウムでは、下記の方々に登壇いただき、実践とその持続的な展開をコーディネートしていくことの意味、コーディネーターの役割と力量形成について議論の方向性を探っていきます。
Session3のフォーラムでは、シンポジウムでの問題提起を受けながら、6人程度の小グループを組み,地域・世代をこえて互いの活動を交流・共有していくクロスセッションを進めます。
多くの皆様のご参加・ご来場を心よりお待ち申し上げます。
12:40-12:50 Session0 オリエンテーション(AOSSA6階:参加受付ブース有)
12:50-13:50 Session1 ポスターセッション(AOSSA1階アトリウム・4階・6階)
「世代をこえて学び合うコミュニティをコーディネートする」
福井市・越前市公民館 福井市教育委員会生涯学習室
福井大学履修証明プログラム「学び合うコミュニティを培う」実行委員会
福井大学探求ネットワーク 福井大学EMP実行委員会 他
14:00-15:40 Session2 シンポジウム(AOSSA6階レクリエーションルーム)
「持続可能なコミュニティをコーディネートする」
【シンポジスト】
竹谷 強 氏(島根県松江市古志原公民館館長)
穴沢 義晴 氏(NPO法人コミュニティワーク研究実践センター事務局長)
松井 章江 氏(福井市円山公民館主事)
【司会】 羽田野慶子(福井大学)・熊野直彦(福井市教育委員会)
15:50-17:40 Session3 フォーラム(小グループでの実践交流)
【総合司会】 田中志敬(福井大学)
*6月29日、Zone Cの会場は福井駅東口のAOSSAになります。翌30日の実践研究福井ラウンドテーブルの会場は福井大学文京キャンパスです。ご注意下さい。
*AOOSAへのアクセスは、 こちら をクリックして下さい。