【ラウンドテーブル】Zone D(授業研究)教師の資本を授業研究によっていかに培うのかー子どもと教師の学びを支えるためにーのご案内

Zone D(授業研究)
教師の資本を授業研究によっていかに培うのかー子どもと教師の学びを支えるためにー
 
 教師が専門職として生涯にわたって学び続け、成長し続け、新しい時代の授業づくりへの意欲を高め維持していくために、そして、未来を築いていく子どもたちの学びと成長を支えるために、日本独自の学校文化・教師文化である授業研究に大きな期待が寄せられています。しかし、ただ授業研究を実施すれば教師の指導力や授業づくりへの意欲が向上するわけでもなく、また、子どもたちの学力や生活力が向上するわけでもありません。何のために授業研究を実施するのか、いかなる授業研究を実施するのか、どのように授業研究を実施するのか、私たちはこれらの問いを常にもちながら、確かな戦略をもって授業研究を実施することが必要になります。
 そこでZone Dでは、「専門職の資本」※という考え方を提案させていただいた上で、「教師の資本を授業研究によっていかに培うのか」というテーマで各Sessionを進めていきます。未来を築いていく子どもたちの学びと成長を支えている実践者や研究者の方々、「専門職の資本」を磨きはじめた若い実践者の方々にご参会いただければと思います。
 
※「専門職の資本」は人的資本、社会関係資本、意思決定資本の3つからなり、これらは、教師が専門職として生涯にわたって学び続け、成長し続けていくために投資できる(磨いていける)ものです。Zone Dでは、授業研究の力を「専門職の資本」へ投資するという観点から、参会者の皆様と一緒に考えていきたいと思います。
 
Session 0 オリエンテーション 13:00-13:10
 
SessionⅠ ポスターセッション 13:10-14:10
 
SessionⅡ シンポジウム「子どもと教師の学びを支える福井の授業研究」14:20-15:50
 シンポジスト
  福井市至民中学校教諭 竹林 史惠 氏
  福井市中学校社会科授業研究会 調整中
  福井県教育庁義務教育課主任 船田 次郎 氏
 コメンテーター
  東京大学大学院教授 秋田 喜代美 氏
 コーディネーター
  福井大学教職大学院准教授 木村 優
 
SessionⅢ フォーラム「子どもと教師の学びを支える授業研究の実践」16:00-17:40
 A. 学校における授業研究の多様性から学び合う
  A-1 富山市立堀川小学校       福井大学教育地域科学部附属中学校
  A-2 信州大学教育学部附属松本中学校 おおい町立名田庄小学校
 B. 協働連携による授業研究
  福井市中学校教育研究会・英語部会 福井大学美術科∽特別支援学校
 C. 高校における授業研究の発展
  埼玉県立新座高校 福井県立若狭高校