【ラウンドテーブルトピックス】ZoneA:「学校」の内容構成について~2月8日段階の状況~
Zone A 学校:子どもたちのコミュニティを支える教師のコミュニティ/学習の展開をとらえる力
21世紀の学校教育において,教師たちはいかにしてそれぞれの自律性に基づきながら学校づくり・授業づくりを進めていくのだろうか。授業研究を中軸に据えた学校改革・授業改革の中で,教師たちは協働研究を展開し,同僚性を育み,「学習する組織」としてのコミュニティを構築しながら,いかにして子どもたちの学び合うコミュニティ,ケアし合うコミュニティを支えていくのだろうか。Zone Aでは,21世紀の学校,すなわち,知識社会のための学校づくり,さらには,知識社会を超えた学校づくりの方向性を探るために,以下3つのSession から多角的に議論を深めていきたいと考えています。
Session Ⅰ では,福井県内外の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校から,学校拠点の協働研究に関するポスター報告を行います。
Session Ⅱ では,東京大学大学院教育学研究科・准教授の藤江康彦氏,福井県教育研究所教職研修課・主任の牧田秀昭氏をお招きし,授業研究を中軸に据えた学校づくりの展開,理論的及び実践的課題について報告,意見をいただき,参加者の皆様と共に議論を深めていきます。
Session Ⅲ では先の2つのSessionを受け,「学習する組織」の構築により学校改革・授業改革に挑戦している福井県内外の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校から協働研究の具体的な報告をしていただきます。このSessionで学校における協働研究の展開を報告いただくのは,小学校2校,中学校2校,高等学校2校,特別支援学校2校で,以下4つのフォーラムを設けて各学校の挑戦を傾聴し,議論し,共有していきます。
1 茅ヶ崎市立浜之郷小学校(神奈川) 福井大学教育地域科学部附属小学校(福井)
2 墨田区立文花中学校(東京) <交渉中> 越前市武生第三中学校(福井)
3 滋賀県立彦根西高等学校(滋賀) 福井県立美方高等学校(福井)
4 千葉大学教育学部附属特別支援学校(千葉)<交渉中> 福井大学教育地域科学部附属特別支援学校(福井)
※墨田区立文花中学校と千葉大学教育学部附属特別支援学校は交渉中(2/8現在)