お知らせ

教職大学院ニュースレター№57について

 福井大学教職大学院ニュースレター57号をアップロードいたしました。巻頭言では、松木健一専攻長が福井大学の教師教育改革の事業案である「附属/学部/大学院を融合し教師の生涯にわたる職能成長を支える研究実践型教師教育システムの構築」の概要とその背景について発信いたしました。今号には、教職大学院の10月合同カンファレンスの様子、学外で開催された研修・研究会の参加報告、拠点校の取り組みが掲載されています。
 ページ上部のタブ「資料」をクリックしていただくと、以前のバックナンバーを含めてpdfで閲覧できます。

 

実践研究東京ラウンドテーブルのご案内

 来る11月30日・12月1日の2日間にわたって、明治大学駿河台キャンパスにて実践研究東京ラウンドテーブルが開催されます。福井大学教職大学院も、教師教育改革コラボレーションを通じて同ラウンドテーブルの企画運営に参画しております。

 初日は、「教師教育」と「コミュニティ学習支援」のzoneに分かれ、それぞれの領域における問題提起、それを受けた実践交流がおこなわれます。また、新たな試みとして、16時15分より「Active Learning実践交流」と題しまして、大学における実習やインターンシップなど、実践力の養成を目指すプロジェクトでの学びをふりかえる大学生・院生の実践交流も設定されました。2日目は、多様な地域・領域・世代の実践者・学生・研究者が互いの実践の展開とその意味について聴き合い、語り合うラウンドテーブルがひらかれます。
 詳細は、本ページ下部のチラシをご覧下さい。

教職大学院ニュースレター№56について

 福井大学教職大学院ニュースレター56号をアップロードいたしました。巻頭言は、9月に本学に訪問調査でおこしになった愛知教育大学教職大学院の中妻雅彦先生にご寄稿いただきました。今号では、夏期集中講座や教員免許状更新講習の様子、後期より新しく着任したスタッフの紹介、拠点校の取り組み、そして、夏の間に取り組まれた研究会の参加報告が掲載されています。

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福井大学教職大学院紹介ムービーの公開

 この度、福井大学教職大学院の概要を紹介するプロモーション・ムービーを作成いたしました。学校拠点方式で学ぶ本教職大学院の特徴に加え、実際のカンファレンスの風景、松木健一専攻長からのメッセージ、在籍院生や修了生の声がおさめられております。ぜひご覧下さい。
 現在、下記のYou Tubeからのリンクを公開する形をとっておりますが、今後さまざまな媒体を活用してこのプロモーション・ムービーを発信・頒布してまいります。

 福井大学教職大学院プロモーション・ムービーの視聴はコチラ(You Tubeへのリンクです)

平成26年度福井大学教職大学院第2次学生募集の実施について

 平成26年度福井大学大学院教育学研究科教職開発専攻(教職大学院)の第2次学生募集を実施いたします。本ホームページに要項及びポスターをアップロードしております。ページ右のメニューより「入試情報」「入試資料の請求・閲覧」をクリックしてご覧下さい。

教職大学院ニュースレター№54・55について

 福井大学教職大学院ニュースレター54・55号をアップロードいたしました。前期中に取り組まれたカンファレンス、研究集会参加、研究交流の様子をご覧下さい。55号では、6月末に開催された実践研究福井ラウンドテーブルへの参加を踏まえて、国立教育政策研究所の白水始先生の巻頭言を寄せていただきました。各zoneの参加者、教職大学院院生の参加報告からは、当日の活発な実践交流の様子が伝わってきます。今回は県内外から470名をこえる方々にご参加いただき、有意義な実践の交流・共有の場を持つことができました。

【ラウンドテーブル】Zone A(学校)の詳細について

Zone A 学校:子どもたちのコミュニティを支える教師のコミュニティ/協働を創りだす
 
 昨年度のラウンドテーブルに引き続き,テーマ「子どもたちのコミュニティを支える教師のコミュニティ」を前提として,今回は「協働を創りだす」という目的を明確にしたネーミングを設定しました。これからの時代を担う子どもたちの豊かな学びを支えていくためには,学校だけでなく家庭そして地域がそれぞれの役割を自覚し,連携・協力しながら,まさに協働を創りだして子どもたちの教育を支援していく必要があります。学校を開いて連携したり協力したりするだけにとどまらず,協働で子どもたちに関わっていく組織体制ができあがっていくことで,教員どうしのあるいは子どもたちどうしのコミュニティへの意識も変わっていくと考えます。
 今回設定した「協働を創りだす」というテーマは,学校を中軸に置きながら,まず学校内での協働をどのように組織化すればよいのか、次に、地域や家庭といった学校の外との協働をどう構築すれば良いのか,さらにはそれらをどう子どもたちのコミュニティにつないでいけば良いのか、という課題に迫ろうとするものです。学校内での協働、外部との連携が原動力となった学校改革の実践事例を手がかりに議論を広げ、深めていきたいと考えています。
 

【ラウンドテーブル】Zone C(コミュニティ)の詳細について

Zone C:コミュニティ 学び合うコミュニティを培う
 
 この間、Zone Cでは、コミュニティの発展における「持続性」の問題を共有し、検討してきました。知識基盤社会という言葉に象徴されるように,21世紀を生きる私たちが地域や職場で出会っていく課題は,個人的・個別的な取り組みでは必ずしも解決しえない,より複雑で高度なものへと変化し続けています。地域の発展を支える自治や学習についても,その持続的な展開をどのようにコーディネートしていくかがこれまで以上に問われています。これは,コミュニティの持続的な発展に向けて,世代をこえてつながり学び合うことをどのように支えていくことができるのかという課題です。
 今回、福井市教育委員会生涯学習室・福井市中央公民館の協力の下、実践の交流をさらに広くコミュニティにひらいていく試みとして、Zone Cの会場をJR福井駅東口前のAOSSAに移しました。地域、世代、領域をこえて互いの実践の展開を捉え直し、<人や組織をつないでいくこと>、<世代のサイクル・新しい実践の担い手>、<コーディネーターの力量形成>といった視点から上記の問いを深めていきます。
 Session1は、ポスターセッションです。AOSSAのフロアをまたぐ形でポスターを設置し、それを通じて互いの活動を交流します。

【ラウンドテーブル】Zone D(授業)の詳細について

授業改革の扉をひらく-授業者は冒険家であるべきか-
 
 学びの専門家を目指す教師たちは、常に「子どもたちの成長発達を支えていく根幹となるような学力を培うことができているのだろうか」「子どもたちの持っている様々な可能性を引き出すことができているのだろうか」といった問いを抱きながら、その探究の確かさを自らの実践に求めてきました。ZoneD【授業】は、そんな教師たちの学びの姿に光を当てながら、教科や校種の枠を越えた授業改革への可能性を探る実践コミュニティを創出していきたいと考えています。今回のラウンドテーブルには、「授業改革」という終わりなき旅を冒険家のような好奇心と感性を抱いて行脚する三人の先生方をお迎えします。
 お一人目は、国語教師としての己の哲学を貫き続ける宮本浩子先生(鳴門教育大学附属小学校教頭)、お二人目は、子どもがコミュニケーション活動を通して「自ら学ぶ」ことにより動きの高まりを実感できる授業づくりを進める新進気鋭の体育教師岩見光洋先生(岐阜市立長良東小学校教諭)、そして三人目は、「学び合い」をテーマとした他教科の先生方との授業研究を通して「授業改革」に取り組み始めた若き数学教師外山康平先生(金沢大学附属高校教諭)、をお迎えする予定です。

【ラウンドテーブル】Zone B(教師教育)の詳細について

Zone B 教師 インターンシップは教師の職能開発に有効か?
 知識社会の出現と進行にともなって教育改革のうねりが全国的に拡がっています。特に,昨年末の政権交代によって我が国の教師教育改革には新たな「波」が押し寄せています。その「波」の一つが,政権与党・自由民主党の教育再生実行本部が平成23年5月23日にまとめた内閣への第二次提言,その中にある「『新人材確保法の制定』に関する提言」です。そこでは,教員養成における「教師インターン制度」の導入の検討をうたっており,これは,「新任の教師を十分な指導・評価体制の下で育成し,厳格に教師としての適正を判断できるシステム」としての位置づけです。これと同時に,教職大学院の拡充方策と教育委員会の「教師塾」の全国展開も標榜し,採用前の教員養成に実践的指導力の育成をねらった体制整備も検討されています。

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